HIGHER GROUND 2008 レポート〜Vol.03

主催者および関係者の方々に、是非読んでいただきたいことがります。
HIGHER GROUND 2008は出演アーティストを観るという面では大変良かったのですが、ライヴを楽しむという面のインフラ面で、かなり欠落したフェスだと感じました。

まず、会場までの誘導について、最寄のJR西戸崎駅から海浜公園入口まで看板がほとんどない。初めての人にはかなり不親切で、露店の方々が道案内している姿も多々ありました。


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会場内の飲食について、ビン・カン・ペットボトル・酒類は持ち込み禁止となっていますが、酒類が禁止というのは、健全なフェスだからですかね。電気グルーヴがライヴ中にビールを飲んでいたのは、もちろん持ち込んだんでしょうね。まさかステージ裏では酒類OKなんてことはないとは思いますが・・・。それに主催者および関係者の方々はアーティストに観客は酒類が禁止になっていることは説明していますか?石野卓球さんのビール片手に「みんなも飲もうよ!」というコメントは事前説明してるとは到底思えません。
さらに飲食ブースについて、飲み物はポカリスウェットなどの清涼飲料水や炭酸飲料など最低限の整備はしていると感じましたが、食べ物といったら、たこやき・焼きそば・フランクフルト・ホットドック・から揚げ・コロッケと油モノばかりでご飯モノといえばおむすび程度。暑さ対策は水分補給だけじゃないんですよ。ご飯モノ食べなきゃね。あのブース程度なら、食べ物は自分で持って来い!って感じです。

まぁ、大型フェスみたいなインフラ面は期待しませんが、炎天下のフェスでの最低限のことはして欲しいです。環境も大切ですが、規制だけが良いのではなく、様々な面での共存共栄も大切なのはないのでしょうか?例えば、飲食ブースにイオンの店舗を出して、環境に配慮した食品を売るのもひとつの案ですよね。酒類が禁止なのは何らかの理由があるのでしょうから仕方がないんでしょうが、アーティスト側にも徹底しないと。会場内のスタッフのレベルも低いですよ。何がブロック制ですか?スタッフが余所見してる間に、ひょいっと入ってる人たくさんいましたよ。2人もいてしゃべっててはね。わからないことを聞いても答えてくれないしね。公演間中に「気分の悪い人はいませんか?」と言ってまわるスタッフがいましたが、違う意味で気分悪かったです。

これを読んでいただいて、少しでも改善して頂けたなら幸いです。