九州新幹線(博多〜熊本間)

今回参加した試乗会はさくら用N700編成で博多〜熊本間往復、往路はノンストップで復路は新鳥栖での運転停車、熊本及び停車駅での扉扱いはなしであった。運転番号はもちろんのこと、女性車掌や乗務員も乗車しており、車端部上液晶パネルにはニュースも表示されていた。既存の開業区間(新八代鹿児島中央間)とは違い、明かりの走行区間も多く車窓も楽しめる。
博多駅を出発した列車は、博多総合車両基地までゆっくりと走行、基地線との分岐を超えると上り坂もなんのそのグングン加速する。この地点では隣接する基地が見えるほかに福岡空港を離発着する航空機も車窓から楽しめる。トンネルを抜ければ新鳥栖駅で、次の久留米駅、さらに筑後船小屋駅までは田園風景や久留米市街の車窓が広がる。
筑後船小屋駅付近でJR鹿児島本線と別れると、住宅地を縫うように進んでトンネルへと。この付近から新大牟田駅を挟んで新玉名駅まで山間部となり、防音壁も高く車窓が映りにくい。新玉名駅から再び田園風景が広がり、途中でJR鹿児島本線と交差したあとトンネルに入る。トンネルを過ぎれば熊本市街となるが、熊本城はビル群の影となって車窓として楽しむのはちょっと微妙かも。