博多〜新鳥栖間の電波状況

3月12日に開業する九州新幹線(博多〜新八代間)のうち、新鳥栖までの間にある梶原・那珂川・筑紫トンネルでは通信機器の受信が可能なように整備されている。今回の試乗会で、その電波状況を3キャリアにて検証してみた。
3つのトンネルの中で一番長い筑紫トンネル(約12km:4分台で通過)にて確認した。個人用として所有のNTTdocomo(SO906i)はトンネル内ずっとほぼ最大で受信、iphone3GSは不安定ながらも接続は維持できる、仕事用で所有しているau(W32S)は圏外もしくは辛うじて微弱電波を感じている状態であった。隣席の最近のau機種を使っていた人は不自由なく使えていたので、そのキャリアとも問題はないと言える。
新鳥栖以南のトンネル区間の通信機器の受信整備は計画はあるものの、具体的な時期は決まっていない。今回開業区間筑後船小屋新玉名間では、明かり区間も山間部であるため電波の安定した受信は難しそう。