RSR2008レポ−ト〜総評


10周年を迎えたRISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO。これまでの10年間で様々な経験と課題を関係者が克服されてきたことと思います。昨年の問題点で今年良くなったこと、逆に今年は良くない印象に感じた点をここに書きます。

まず、昨年最大のトイレ問題は、トイレの増設と汲み取り作業の頻繁化、さらに簡易水洗トイレの設置など良くなった点だと感じました。また、GREEN OASIS付近のモニュメントを含む緑化エリアやRED STAR CAFEも良い取り組みだと思います。

今年の問題点として、HEVEN'S TENTエリアに主要施設が集中し過ぎていることです。このエリアにコンビニ2店舗とホクレンショップ・スカパーブース・さらには読売新聞ブースまで。確かに一番人口が多いエリアですが、読売新聞ブースとコンビニ1店舗はSOUND RESTAURANTエリアに置くべきだと思います。読売新聞の無料配布について、これまでは土曜日朝に配達員がテントエリアを歩いて配る姿が、ライジングサンらしい朝の迎え方だと感じていましたが、どうして今年はなくなったんでしょうか?会場へのアクセスについて、ルート案内の誘導看板はどうしてなくしたんでしょうか?

またステージについて、SUN STAGE後方のやぐらで座って観ている方々が目立ちました。レジャーシートを敷いている光景も見られ、モラルの悪さを感じました。GREEN OASIS 8月16日16時40分〜 元ちとせで指示がったのか、GREEN OASIS内全員が座っていました。後方で入れなく立っている人が大勢いて、どうして関係者は立つ指示を出さなかったのか疑問でした。一人でも多くの人が観れるようにするのがフェスであり、アレだったら入場制限等の処置をすべきではないでしょうか?ほかにはCRYSTAL PALACEの座席に居座って場所取り及び生活場所等の光景が見られました。

RISING SUN ROCK FESTIVALもいまやチケット入手も困難な日本を代表するフェスのひとつとなり、もちろん1人のファンとしてぜひ来年も行きたいと考えてますが、これから先の10年はフェスとしての純度を少しでも上げて欲しいと願っています。