BEA F-X 2008レポート 〜5.10 Sat.〜

2008年も初夏フェスの季節がやってきました。青い空と海に挟まれた海の中道海浜公園で音楽聴きながら弾けよう!…なんて考えてたら、昨日降りだした雨がやまずに気温も低めの空模様。低い雲が空も景色も灰色に染めている。もともとは会場まで列車を利用する予定であったが、最寄駅から会場まで遠そうなのでバスを利用することにした。
朝11時過ぎに博多駅を出発したシャトルバスは始発から7台目。都市高速経由で会場前まで約20分ほど。会場に着くと公式グッズを買おうとしたら長蛇の列。グッズ売り場の並びにはFM福岡のホットコーヒーを売っていてギャルがアピールしているが、その列に遮られて全く流行らず(爆)。ギャルは半ズボンなのでとっても寒そう。グッズを買うのに雨が降るなか約30分待った。会場にはROCK IN JAPANやCOUNTDOWN JAPANや出演アーティストのTシャツを着ている人も多かったが、出演しないマキシマムザホルモンのTシャツやタトゥをした人も結構いました(謎)。



グッズを買ったあと、とりあえず腹ごしらえに「筑豊ラーメン」を食べながら、RAZORS EDGEのライブを観ていた。冷たい風に断続的に大粒の雨が吹き込む空模様。会場はデイキャンプ場を利用しており芝生も泥水でグッショリ。ライブはモッシュ・ダイブで、ステージ前方は危険そう。地元客も多そうだが、関西方面から来ている人も多く、ホテルに宿泊せずに漫喫やカラオケ店で一夜過ごして明日も来るという人もいた。



12時50分〜のキャプテンストライダムを観たあと、体力作りにと「はかたんめん」という汁なし麺を食べた。雨カッパは着ているが、すでに全身ずぶ濡れになっていて雨足も強まってきたので、一旦会場を出て屋根のある場所に避難した。1時間ほど休憩して、ライブ観なきゃもったいないと14時30分〜のmonobrightを観るが、大粒の雨が身体に当たって明らかに体調が悪くなってきたので、再び屋根のある場所に避難した。寒いのを我慢して約1時間ほど寒気がするも座って就寝した。



18時過ぎに会場に戻ってMO'SOME TONEBENDERを観るが、雨と風はさらに強まってきた。腕時計の温度計は14.3℃と数時間前より2℃ほど下がって極寒に。強風から暴風になってきて、会場設営の鉄骨も係員が補強を始めた。今日のメイン18時50分〜のELLEGARDENが5分前に登場して、サウンドチェックに1曲披露。そのまま本番となった。寒さに震えながら屋根のある場所に避難していた多くの人も、最後の力を振り搾ぼるように湧き上がった。気がつくと雨が止んで風も弱まり、西方の空に夕焼けが見えた。これぞフェスアーティストの神懸りなんだろうか?雨から曇り、そして夜空へと一気に変化するようにELLEGARDENのライブは濃密だった。休止を発表しているELLEGARDENだが、細見くんが「また戻ってくるから…心配すんなよ。」という、いつもの温かみあるMCが印象的だった。