野次馬

三連休明けの火曜日。朝のニュースでは村上ファンド阪神電鉄株取得関連がトップで伝えられていた。阪神タイガース知名度は全国的であるが、阪神電鉄という会社がどこで営業しているかを知っている人は、京阪神圏内でもしれほど多くないだろう。
阪神電鉄(正式には阪神電気鉄道)は、大阪梅田と三宮・元町を結ぶ本線と尼崎と西九条を結ぶ西大阪線武庫川団地と本線を結んでいる。西大阪線は延伸工事で近鉄難波線と直通乗り入れ予定。
大阪梅田と三宮間にはJR西日本阪急電鉄が競合している。かつての阪急ブレーブス阪神タイガースと同じ西宮市にあった。西宮や芦屋の高級住宅地を走る阪急や速さや利便性の高いJRに比べ阪神は速度も最も遅いが、戦前から甲子園や西梅田に多くの土地を所有し安定地域の幹線輸送として、現在では関西私鉄5社(阪神・阪急・京阪・南海・近鉄)の中でも一番健全な会社と言われている。
ところで、なぜタイトルが「赤銅青銅」なのか。阪神電車の車体は、普通車が青銅色、その他種別車が赤銅色なのだ。車体の色から赤胴鈴之助をもじってそう言われている。
それでなぜこれが今日の話題かというと、今日は阪神電鉄本社へ西大阪線延伸工事の打ち合わせで訪問する予定であったが、お互いの仕事の都合と村上さんが来社されるということで延期になったのだ。午後に電話してみると、村上さんが来られていた時間帯は社外へ出掛けられなかったとか。訪問は来週になりそうである。