MUSIC CITY TENJIN 2010レポ

今年で10周年のMUSIC CITY TENJIN。博多・天神周辺の公園など10箇所で開催されるほぼ無料の音楽イベント。市役所に隣接した公園をメインに、デパート前や屋内で行なわれる街一体がフェス化したイベントです。メイン会場内には九州の日本酒銘柄が200円で飲める出店があり好評です。

     


■10月1日(土)

10時40分〜 青春女子学園(MCT in 博多駅)

今春の博多シティ開業で博多駅前のステージが復活。アーティスト名そのまんまの福岡発アイドルユニット。観客は親御さんと熱烈応援隊、その外周から一般客が遠めに見ていました。歌もしっかりしていて、ステージ的には良かったほうかな。

 

13時30分〜 沢井美空 (ソラリアプラザゼファ)

大阪出身、東京在住の現役女子高生シンガー・ソングライター。ピアノの弾き語りで聴く音色と歌声は、やさしく心に響くひとときでしたが、3曲20分はちょっと短く物足りなさを感じました。

 

13時30分〜 富沢タクa.k.a遅刻 渡辺俊美 箭内道彦(警固公園)

LIVE福島 風とロックSUPER野馬追〜の一環で行なわれたステージ。前向きな楽曲を中心に渡辺俊美の福島・富岡を想う作詞に涙する場面もありの、盛り上がったひとときでした。

 

14時30分〜 空中ループ (天神中央公園)

京都在住サウンドリエーター松井省悟のソロワークとしてはじまった現在4人のバンド。まさしく空中を浮遊しているかのようなサウンドが心地よかったですが、無駄に長い曲時間が微妙に飽きが来るステージに感じました。

 

15時30分〜 オレスカバンド(天神中央公園)

すっかり大人になって余裕の演奏を魅せるバンドメンバー。懐かしい曲からカバー曲まで楽しませてくれたステージでした。


■10月2日(日)

14時30分〜 七尾旅人(警固公園)

なぜか開始予定より30分早く開始。多くの人で埋め尽くされた公園内に七尾旅人ゆる〜いの弾き語りが響きわたる時間。風に揺れる公園内の木々の音もバックサウンドに聞こえて、そんな音楽からは想像もできないMCは、それはそれで楽しかったです。途中、青葉市子×向井秀徳×七尾旅人で「ローリン♪ローリン♪」を歌い公園内が大盛況に変わりました。



16時05分〜 向井秀徳アコースティック&エレクトリック(警固公園)

もはやタイムテーブルを無視して始まったステージ。ZAZEN BOYSでの音の臨場感も見応えあるが、向井秀徳ソロでの弾き語りはさらに研ぎ澄まされた音の空間に導かれるひととき。アコースティック&エレクトリックを交互に弾き語り、独特の言い回しが深く心に刻まれて、あっという間の時間でした。



17時30分〜 青葉市子×向井秀徳×七尾旅人(警固公園)

さらに、タイムテーブルにはないスペシャルコラボが早々と開始。打ち合わせなしの「せからしか!」コールから、ZAZEN BOYS「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」と「ローリン♪ローリン♪」とスペシャル過ぎるコラボで贅沢すぎるステージでした。
 
今年は全体的に集客数が少なかったような気もしますが、楽しめた週末でした♪