相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿

昨年5月公開の映画「相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」に続く相棒シリーズのスピンオフ映画となる「鑑識・米沢守の事件簿」。本日公開ということで、キャナルシティ博多に観にいってきました。春休みもあって、子供向け映画作品も多いようで、未成年の女の子や親子連れが多くなっているなか、全体的に年齢層が高い感じ。9時30分からの初回上映ながら収容数の60%ほどの入りでした。
内容は観てのお楽しみとして、映画「相棒 -劇場版-」の続編っぽいと並行したストーリーで良い作品だとは感じましたが、相棒シリーズにしては繊細さがなく、いくらスピンオフ映画でも相棒らしいメリハリがないのが残念でした。米沢守と前妻の回想シーンが長すぎるのも、一層全体のストーリー展開の良さを薄めていた感じ。ストーリーが雑で笑いのシーンも大切だけど、切迫感をもう少し出して欲しかったです。何より、毒物10gのうちの9gがどうなったのかをわからないまま終わったのが、後味悪かったです。…ね、教えてちょ?