関門海底散歩

たまにはちょっと遠出でひとり旅ってことで、関門海峡に行ってきました。博多からJR鹿児島本線で門司まで、さらにJR山陽本線で下関まで約90分(片道1430円)。プラス340円で山陽新幹線で博多〜小倉を利用することで40分ほどで行けるが、急ぐ必要もないのでのんびりな方を選んだ。本州の西、JR西日本の玄関口である下関駅の改札口を降りると、タイムスリップした独特の雰囲気があった。駅構内の案内所で関門観光マップをもらって、国道9号線沿いを東へ歩く。日曜日の午前中とあって、駅前の繁華街も静まりかえっていた。マンホールにはご当地だけあって、ふぐのキャラクター。

ぶらり歩くこと30分で唐戸市場に到着。以前来た3年前頃はなかった光景になっていて、軒並み生鮮魚を使用した寿司や魚介類の揚げ物、ふぐ汁を売る店が軒並みあって、市場内で食べることができる。ちょうど雨も降ってきたので、雨宿りも兼ねて寿司とビールで食事をとった。
雨が小降りになったので、さらに国道9号線沿いを東へ歩く。途中、赤間神宮に寄り道してお参りとおみくじを買った。

関門自動車道の吊り橋をくぐってさらに20分ほど歩くと関門海峡人道トンネル下関側に着いた。エレベーターで地下に降りていざ出陣。右側通行になっていて、下関側・門司側の入り口には行き先が表示されている。さらに県境を示す場所もあるので面白い。人はもちろん自転車、バイクを押しながら歩いている人もいた。

関門海峡人道トンネル門司側を出ると和布刈公園と関門海峡に挟まれた道路を歩いた。途中、道路を横切る線路を発見、さらに線路は和布刈公園のくぐるトンネルに入っていた。これは、現在は休止中の旧田野浦臨港鉄道の線路跡だが、来年春にもトロッコ列車を走らせるために保存及び修復作業中となっている。実際、所々線路に草が生えたりしているのだが、信号系統に電気が通っているらしく、信号が点灯していた。

線路沿いを歩いていると雨が降り出して、まもなく強くなってきた。海面に雨が叩きつけられて光って水玉柄のようになっている。門司港レトロも観光名所だが、雨が強く降っているものあってスルーしてJR九州 門司港駅から列車に乗った。門司港から博多までも約90分(片道1430円)。

今度は逆周りしてみるたら新しい発見があるかもね..(-_★/!