下呂温泉

土曜日の朝、連れと大阪駅で待ち合わせして8時2分出発の特急ひだ23号に乗車。岐阜まで東海道本線を通り、岐阜から高山本線に入るディーゼル特急。大阪駅から岐阜駅までは3両編成で自由席は真ん中の1両。始発駅なので自由席に乗った。乗車率は40%と少なめ。途中、新大阪・京都・草津米原・大垣に続いて岐阜駅には9時56分に停車。ここで岐阜駅始発の6両を増結するのだが、列車はホームに停車して客を降ろした後にバックして引込み(留置)線でスイッチバックしてから向かい側の列車に増結した。なんて不思議ななんて感じつつ、10時11分に発車。岐阜から車内に鉄道警察隊が巡回していて、何か事件でもあったのかな?と気になっていた。列車は次第に飛騨川沿いを走る。飛騨川は雨上がりなので濁っていた。11時26分に下呂駅に到着。駅には鉄道警察隊の他、スーツ姿のJR東海職員、岐阜県警が大勢いた。そんな光景を横目に飛騨川を渡って温泉街へ向かう。温泉街への道路沿いにも警察官がいた。
お昼は、温泉街にある「山びこ」という店で食べた。2人ともあまごの塩焼き定食(1300円)を注文。15cmほどのあまご4匹と味噌汁・ご飯などボリューム満点。有名人も多く訪れる店らしく店内には色紙や写真もあったが、それ以上にキノコの彫物が展示されていてものものしかった。食べ終わって店を出る直前に雷雨がどしゃ降り。やっちぉは傘をもってきてなかったので、飛騨川沿いのお土産屋で傘(370円)を買った。傘を買った時にお土産屋の店員に警察官が多い理由を聞くと、天皇陛下が来られるとのこと。街に観光客以上の警察官がいるのも無理はない。天皇陛下が来られるまで時間があったので飛騨川沿いの露天風呂へ向かった。露天風呂に入って体はスッキリしても、どしゃ降りで衣類が濡れたので服を着るとスッキリも半減。露天風呂から出ると雨はやや小降り。歩いて飛騨川に架かる橋で天皇陛下が到着されるのを待った。沿道には岐阜県警三重県警が警戒にあたっていた。雨のせいか人は少なめ。14時20分頃に臨時列車で下呂駅に到着。到着の前後は駅構内から駅員と警察官以外は立入禁止
売店も一時閉鎖。14時30分頃に天皇陛下が車に乗って橋を通過された。下呂市役所を表敬訪問され、22日に行われる植樹祭に招待されている。

(写真掲載予定)