三月の雪

3月上旬は一気に春の空と陽気の暖かさが訪れた。とはいえ季節は冬から春への変わり目。三寒四温、春に三日の晴れ無しという言葉のとおり暖かさに油断していると、寒さに体調を崩しやすい季節。
今日は朝から北寄りの風が吹いている。昼前から雪模様で時々吹雪いてきた。冷たい風と雪で寒さも一層辛く感じるが、真冬の時期とちょっと違う。それは太陽の高さ。3月は春分の日もあり、真冬に比べて日向にいると暖かい。なので、雪が止んで太陽が出ると暖かい。また、雪の降り方も季節によって違ったりする。真冬の日本列島は冬の空気に覆われているので、北風や寒気が強い時に太平洋側でも雪が降る。季節の変わり目の日本列島は冬と春の空気がせめぎ合っているので、真夏の入道雲のように太平洋側で雪雲が発達することがある。
今日の大阪も、兵庫県中部で発生した雪雲が、午後からも雪を降らせていた。夕方には一時屋根が雪化粧したが、夜には星空が出た。